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ダンボールシートの種類

基本構造

 段ボールは、基本的に「ライナ」と「中芯」を3枚または5枚を貼り合わせてつくられています。
また紙の材質を変える事で強度を変えることも出来ます。

段(フルート)

 段ボールの中芯に使われている波形部分を構成する段の事をフルートといいます。
この波形部分は高さによって区別され、必要とされる強度や用途によって使い分けられます。

Aフルート

最も標準的な段ボールの厚さです。
強度にも優れているので、引っ越しや青果物の梱包に使われることが多いです。

Bフルート

厚みが3mmと薄いため外装用や内装用、仕切りに適しています。

Cフルート

Aフルートより厚みが1mm薄いですが、Aフルートより段の数が多いため強度はほとんど変わりません。
薄くなったことで、Aフルートよりも積載効率や保管場所の削減にもなります。

段ボールシートの規格

・片面段ボール
1枚のライナと波形に成形した中芯を貼り合わせた段ボール
 
 
 
・両面段ボール
2枚のライナと波形に成形した中芯を貼り合わせた段ボール
例)Aフルート、Bフルート、Cフルート
 
 
・複両面段ボール
両面段ボールに片面段ボールを貼り合わせた段ボール
例)ABフルート
 
 
 
・複々両面段ボール
複両面段ボールに片面段ボールを貼り合わせた段ボール
 
 
 
 
 
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